記事一覧:特集22552件
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特集2
Part 3 福島で生きるということとは? 県内外で増える防護・啓蒙活動
2012年9月15日号原発事故後、福島県内では放射能に関する情報が日常的に溢れるようになった。放射能が日常の身近な存在に好まぬながらもなってしまっている。自らが置かれた環境を正確に把握し、自分は何を選択するのか。その選択を助けるためのさまざまな取り組みが県内で始まっている。
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特集2
Part 2 きっちり知っておきたい放射能A to Z
2012年9月15日号放射線は、人をがんにする恐ろしいもの──私たちの中に、そうした刷り込みがある。だが、原発事故前も、私たちは放射線と密接に関わりながら、暮らしてきた。X線やCTスキャンなど、医療以外にも身の回りの至る所に放射線はある。
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特集2
【Column】 今、注意すべき食べ物は何? 見えてきた食品への汚染の実情
2012年9月15日号事故後1年半という時間を経て、放射性物質がどんな食品に出るかの知見は少しずつ集まりつつある。まず、セシウムに汚染された稲わらが全国に流通したことにより、昨年大騒ぎになった牛肉。いまだに全頭検査が全国の自治体で行われているが、ほぼ全量で検出限界値以下という状況は昨年の秋から続いている。
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特集2
Part 1 被災地生産物への誤解と 過度な安心志向が風評被害拡大
2012年9月15日号東日本大震災による地震、津波、そして原発事故から約1年半。家や仕事や家族を失いながら、再起を果たそうとする被災地の生産者たちは、「食の安心」に腐心する消費者に直接的・間接的に拒絶されてきた。「科学的根拠に基づかない風評が経済的被害を長期かつ巨大にしている」──。これが、現在の放射能汚染の“正体”だ。
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特集2
原発事故から1年半で見えてきた放射能汚染の“正体”
2012年9月15日号大量の放射性物質が、人口密集地帯に拡散するという東京電力福島第1原子力発電所の事故から1年半が経過した。除染や防護策などの取り組みが進みつつある一方で、科学的根拠に基づかない風評による被害という“実害”はいまだ大きい。