記事一覧:特集22552件
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特集2
“フクシマ”で変わった運命 原子力を捨て火と風を手中に
2012年7月21日号「フクシマから1年」──。そう銘打ったレポートが今年の3月、ある企業から世に出された。意外にも、その発信元は日本ではなく遠く離れた海の向こう、ドイツだった。この国にも福島第1原子力発電所の事故で運命に翻弄された企業がいたのだ。それがこのレポートを書いたドイツの大手重電メーカー、シーメンスだった。
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特集2
【Column】 「富士通」の社名の由来にも 日本に息づくシーメンス
2012年7月21日号富士通という社名が、シーメンスに由来していることをご存じだろうか。いかにも日本風の名前で、どこにも名残などないと思うなかれ。そもそもの始まりは1923年にさかのぼる。発電機と電動機を国産化するため、古河電気工業とシーメンスが、合弁会社を設立。それが富士電機製造だった。
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特集2
ミヒャエル・ズイス(シーメンス・エネルギー部門CEO)インタビュー
2012年7月21日号売上高2.7兆円、営業利益4000億円。日本の大企業に匹敵する規模と、それ以上の収益性を兼ね備えた巨大部門のCEOは、世界と日本のエネルギーの未来をどう見ているのか。
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特集2
勝てない事業はサヨウナラ! 日立、パナソニックも憧れる シーメンスの“捨て上手”の経営
2012年7月21日号「将来は米GEやシーメンスのような世界の巨人に挑戦したい」 日立製作所の中西宏明社長は昨年6月、新しい中期経営計画の発表の場で、そう意気込みを語った。その後も度々、シーメンスの名を口にしている。実は、日本の電機メーカーのトップが、シーメンスという企業名を口にする回数が増えている。
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特集2
知られざるシーメンス
2012年7月21日号原子力発電事業から完全撤退する──。昨年9月に伝えられた、世界的な大企業シーメンスの決断は驚きを持って迎えられた。しかし、その裏には入念な準備と勝算があった。日立製作所やパナソニックなど日本の大企業の羨望を一身に集める知られざるエクセレントカンパニーが、世界で顕在化するエネルギー問題の解決策を提示する。